予算の話で認識あわせをするのに時間がかかった。なにかトラブルがあったわけではない。だが、お金のやり取りは慎重にするべきなのだ。
渡部「以前お話したように、これこれこういう理由で、この額の請求で大丈夫ですか?」
相手「??? どういう話でしたっけ……」
こんなやり取りが10分くらい続いただろうか。そんなときに先輩が「今の話は、こういう感じ?」と図を書いてくれた。それで一気に解決。さすが先輩。
ぼくの敗因は、ふたつ。
ひとつめは、以前から話している内容なので、先方も理解していると思い込んでいたこと。話した時は理解していても、人間は忘れてしまう生きものなのだ。
ふたつめは、会話を目に見える形にしなかったこと。どんなときでも、どんなことでも、相手が分かっていそうでも、言葉だけだと伝わらないことがあるのだ。
さぼらず、ペンかマウスを握るべきなのだ。