ものづくりは、難しい。そのことをよく表しているのが「正しいものを正しくつくる」という言葉だと思う。コミュニティでも仕事でもお世話になっている市谷さんの本のタイトルだ。
本の内容と、発刊から3年半ほどのアップデート内容を含めたお話を聞く機会があった。こちらのイベントだ。
自分ができているところ、できていないところに思いをはせ、ふりかえりのような時間を過ごすことができた。特に印象に残ったのは、最後に出てきた「知行合一」という言葉だった。
まさに、難しさはここにあるのだろう。
知ることと行うことは表裏一体。ぼくも含め、ものづくりをしている人たちは、どれくらい行動しているだろうか。どのくらい知ろうと、わかろうとしているだろうか。そのレベルとバランスが、難しいのだ。
これは、格闘ゲームでいうと、ガチ勢やプロゲーマーを目指そうということかもしれない。
「強くなること」を目的とした場合、エンジョイ勢のように、ただ楽しくゲームをするだけでは成長できない(もちろん、楽しむことが目的なら最強だ)。動画勢のように動画だけ見てゲームをしないのも、強さにはつながらない。
動画を含め、ゲームについて様々な研究をし、日々の訓練や対戦を繰り返すことによって強さが得られる。これがガチ勢だ。
ものづくりのガチ勢にならねばね。