親しき仲にも礼儀あり
良い仲にも笠を脱げ
近しき仲にも垣を結え
「礼」に関することわざは、たくさんある。これは「礼」が人間社会で重要であることの裏返しのように思える。
この「礼」について、ぼくが社会人になってから続けている習慣がある。「呼び捨てをしない」ということだ。
同世代の人はもちろん、どれだけ年齢や年次が離れている人でも名前に「さん」、明らかにさんづけだと不自然な場合は「くん」をつけるようにしている。
スキルや知識に年齢は関係無い。どんな人にも自分より優れているところ、尊敬できるところがあると考えているからだ。
言葉使いは良い関係性の第一歩。何ごとも小さな積み重ねなのだ。