「どういう仕組みを取り入れると皆のモチベーションはあがる?」
この問いかけが、いいなと思った。先日参加した、「マネージング・フォー・ハピネス発刊イベント」のワーク体験で、訳者の寳田さんから教わった言葉だ。
ワークでは、ムービングモチベーターズという、Management 3.0のプラクティスをつかったふりかえりを体験した(Management 3.0:自己組織化やサーバントリーダーシップに基づく新たなマネジメントのあり方・考え方)。
チームメンバーそれぞれのモチベーションに着目してのふりかえりは有用なアイデアが出そうだったので、ぼくが支援しているチームでも取り入れてみた。
やってみた手順は下記のとおり。
- この1週間で自分のまわりで起こったことを思い出す
- この案件において、ムービングモチベーターズの中から自分のモチベーションの源泉トップ3を選ぶ(理由も考えておく)
- 1の出来事が自分のモチベーションの源泉トップ3にどう影響したか考える
- トップ3を選んだ理由とモチベーションのUP/DOWNについて共有
- どうすればチームのモチベーションが上がるかアイデアを出す
モチベーターの共有は、とても良かった。「Aさんはそういうことがモチベーションの源泉なんだ」ということが分かり、相互理解が進んだように思える。
ただ、アクション出しはけっこう難しいなと感じた。このチームがそこまで大きな課題を抱えていない状態というのも影響しているかもしれない。寶田さんのワークでは、10個のモチベーターを全て使っていたので、その影響かも。
とはいえ、少し手応えを感じられたので、再チャレンジしてうまく使えるようにしていきたい。