二兎を追う者は一兎をも得ず。ちょっと微妙だなと思っている言葉だ。
ふたつのもの両方を中途半端に追えば、それは効率が悪いだろう。一石二鳥にするためには、戦略的に考える必要がある。
有効な手のひとつは、大きくブレないような方向性を決めること。旗印を掲げることだ。
個人の成長という側面でたとえると、ぼくの場合は「自分へのラベル付け」をしている。これは書籍『転職の思考法』で紹介されている、自分の成長方向を定めるための方法だ。
自分の好きなこと、苦にならないこと、目指したい姿をラベルにする。ぼくの場合は、「チーム設計師」がそれにあたる。
(↑転職する・しないにかかわらず、自分のキャリアについて考えるきっかけが得られる良書)
こういう風に方向性を決めておけば、カラーバス効果でいろいろな情報を得ることができる。いろいろな体験が仕事につながっていく。まさに一石二鳥。
サッカーを観ているときも、映画を見ているときも、マンガを見ているときも、ゲームをしている時も、もちろんこうして文章を書いていること、本を書いていることも、全て自分の成長につながっていくのだ。