ほんと、なんぼあってもいい。お互いの理解につながり、それがチーム力につながっていきます。
ぼくが2年くらいチーム作りの支援(アジャイルコーチ)で関わっているチームがあります。
メンバーの入れ替わりはそれなりにあるものの、同じプロダクトに対し、立ち上げからずっと関わってきたチームです。
ちょうど時間ができたので、あらためて自己紹介を行うワークを行いました。「自分のトリセツ」です。
これは、書籍『モチベーション革命』で紹介されていた、お互いをより理解するための自己紹介方法です。下記の3つの質問に対し、各メンバーが答えます。
- この会社に入ろうと思った動機につながる、最も古い記憶とは?
- 自分が120%頑張っちゃうこと、ときは?
- 「これだけはダメ、嫌」自分の取扱注意ポイントは?
ぼくは、この3つの質問に加え、
- わたしのメンテナンス方法
を加えることで、趣味嗜好も知れるような工夫をしています。
チームの立ち上げ時からぼくと会話を多くしているメンバーを含め、いろいろな人の意外な過去や趣味の話を聞くことができました。かなり、盛り上がりました。
個人的には、チームの初期段階よりも、ある程度仕事をこなしていった後に行うと有効なのかなと思っています。
今回は、下図のようにオンラインホワイトボード上にそれぞれ2つの付箋を用意してみました。人間、スペースがあると埋めたくなってしまうもので、大体のひとが各質問に対し2つの答えを書いてくれました。
例えば、会社に入った動機について「原体験」と「転職のきっかけ」という2つの要素について語ってもらえたので、よい仕掛けだったなと思います。
書いた内容を共有する時間では、みなさん心なしかいつもより言葉に気持ちが入っていたように感じました。
とてもおすすめな自己紹介ワークです。お試しあれ。