「緊張していると思わなかったよ」「すごく自信をもって話していましたね」「何で前に立ち続けられるの?」
フィードバックというのはありがたいものです。自分自身をふりかえる機会になるからです。
冒頭の言葉はそれぞれ、イベントに登壇したとき、アジャイルのトレーニングをしたとき、コミュニティでファシリテーター役を何回かチャレンジしたときにいただきました。
ぼくが人からこのように見えているのは、「獅子吼」の姿勢でその場に臨んでいるからかもしれません。
獅子吼は、チーム単位でコーチングをするORSCを学ぶためのトレーニングを受けた際に紹介されていた言葉です。あらゆるコーチングの状況に対して、自信と情熱を持って関わろうという、コーチの姿勢のひとつを表しています。もともとは仏教用語だそうです。
ぼくの自信と情熱の元は、「たとえ失敗したとしても、10人にひとりくらいには何かしらが残せるだろう」「最悪、自分の成長になれば、どこかで還元できるだろう」という心持ちです。
どれだけ理論やうまいやり方を学んだとしても、実践を繰り返さなければ身につきません。その機会に挑むためには、これくらいの、ある意味、ふてぶてしさを持つくらいでちょうどいいのかもしれません。