成功の定義があるかないか。それが問題だ。
会議の目的がわからない、どうなったら終わりなのか分からない。そんなミーティングはたくさんあります。
ぼくが、ミーティングの開催を考えるときに、「ビジョン・ステートメント」をイメージして準備をしています。
ビジョン・ステートメントとは、書籍『スタンフォードで学んだ最強の意思決定』で紹介されているディシジョンマネジメント(意思決定の方法)のプロセスに組み込まれているツールです。
下記の3つの質問に対して、各チームメンバーが答え、それらを合わせて作り上げていきます。そうすることで、検討課題が明確化・共有化されます。
- そもそも、これから何をしようとしているのか(WHAT)
- なぜやろうとしているのか(WHY)
- 何ができたら成功と言えるのかという成功の定義(SUCCESSMEASURES)
本来は、メンバー全員で取り組むものですが、事前に考えてきたものを共有し、確認するだけでも効果があります。使い勝手がよく、おすすめのツールです。