チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

チーム作り

成功した未来だけではなく、失敗した未来も考えるプレモルテム

チーム作りにおいて、未来に目を向けることは大切だ。チームの目的を定めることで、チームが一丸となって進んでいくことができる。 そんな明るい未来を描くのと同じくらい、失敗した未来に目を向けることも大切だ。 どんなことをするにせよ、リスクはつきも…

「野望」には、その人の今までとこれからが詰まっている

ユーザーの声を聞くことで、サービス向上、品質向上につながる。 同じように、チーム作りでも、チームメンバーの声を聞くことは大事なタスクだ。 とあるチームのスクラムマスター(チームがうまく機能するためにいろいろやる人)から、「チームメンバーと1on…

喜怒哀を思い出してふりかえり

ものごとをふりかえる際、「起こったこと」を中心に考えてしまいがちだ。けど、「感情」にフォーカスすることも大切。自分や他の人が感じたことも、「事実」であり、扱うべき「データ」なのである。 ぼくがチームのふりかえりでよく使う、「事実/感情」「Goo…

アイスブレイク担当のローテーションで得られていること

ローテーションっていいものだ。ジョブローテーションはなんだかイヤなイメージがあるけれど。 ぼくも顔を出している、とある会社の各チームの代表者が集まる週次ミーティング。その日のアイスブレイク担当者が、アイスブレイクをすることからはじまる。 毎…

関係性を紐解く。深く。システム・ジオグラフィー Day3

システムコーチングのトレーニングを受けている。最終日の3日目が終了。5回中の3回目が終わったことになる。 3回目にして、システムコーチングがどういうものか分かってきたかもしれない。 システムコーチは、人と人との関係性に対してコーチングを行う。そ…

相互理解のための、旅というメタファー 。システム・ジオグラフィー Day1

システムコーチングのトレーニングを受けている。1日目が終了。 ひたすらにランズワーク®︎を行う一日だった。 ランズワークは、相互理解を確立するためのツールだ。自分を国にたとえて、その国の様子や文化、特徴を表現する。そして、お互いの国を「旅」する…

システムコーチングのトレーニングを受けてきます。システム・ジオグラフィー Day0

チーム作りは、1+1を2未満にしないことだと考えている。「1+1=100!」という世界観とはちょっと違う。 なぜなら、人と人とが関わることで、何かしらの問題が起こるためだ。 それはコミュニケーションミスかもしれないし、目的のズレかもしれない。好き嫌いか…

1%のカイゼンアイデアを出すふりかえり

支援しているチームのひとつで、「いろいろなふりかえりを体験してみたい!」という意見がでた。 そこから隔週でチームメンバーがやったことがない(そして、ぼくもやったことがない)ふりかえり手法を試している。 今回やってみたのは、「小さなカイゼンア…

画像を推察するアイスブレイク

ミーティングで試したアイスブレイクが好評だった。とある勉強会で体験した、その名も「画像推察ゲーム」。 画像を見せて、「これはWikipediaのどのページで使われている画像か?」を参加者に答えてもらうというシンプルなゲームだ。 手順もシンプル。 (事…

雑談会をしてみた感想

こちらの記事での宣言通り、「アジャイル雑談会」を毎週1回開催している。 www.sobarecord.com 雑談したいトピックを出し、投票する。投票数が多いトピックをその日のテーマとし、雑談する。このシンプルな回を毎週開催している。 ちなみに、今まででた話題…

減らす、やめるという選択を促すふりかえり

フレームワークは、思考の補助線である。良くも悪くも、そのフレームの方向性に考えは促されていく。 チームのふりかえりにも、たくさんのフレームワークがある。一番有名なのはKPTだろう。 そんなフレームワークの中で、ぼくがよく使うのは「Small Starfish…

集まる時間を決めておく。話題がなくとも(POアワーのすすめ)

チーム内でコミュニケーションをスムーズにするための方法はいろいろある。おそらく、多くのチームで取り入れているであろう朝会や週次定例もその中のひとつだ。 ぼくが支援しているチームでも、そうした朝会や週次での定期的なコミュニケーションの場を設定…

ムービングモチベーターズでふりかえりしてみた

「どういう仕組みを取り入れると皆のモチベーションはあがる?」 この問いかけが、いいなと思った。先日参加した、「マネージング・フォー・ハピネス発刊イベント」のワーク体験で、訳者の寳田さんから教わった言葉だ。 ワークでは、ムービングモチベーター…

バス係数、少し話すだけで2になる

コロナで寝込んでいるとき、分かったことがある。コロナに肉は効かない、支援先のチームはスクラムマスター(僕)がいなくても動けた、そして30分話すだけでバス係数が2になることもあるということ。 バス係数とは、不謹慎だと言われ兼ねない表現だが、「何…

ふりかえりに迷ったときは、「事実/感情」「Good/Bad」のマトリクス

鉄板のネタがあると、日々、安心して過ごせます。 チームのふりかえりをするとき、ぼくの鉄板ネタは「事実/感情」「Good/Bad」のマトリクスです。 ※付箋に書かれた文字は消しています これは、Mura-Miさんのブログで、チームのふりかえり手法として紹介され…

パターンを当てはめるのではなく、パターンに当てはまったら使う

当たり前なのかもしれないけれど、外してはいけないことだと感じました。 チーム構成が変更となり、3名の新メンバーを迎えたチームで「託児所パターン」を試してみました。託児所パターンとは、書籍『組織パターン』に書かれているパターン(ある状況におい…

なあなあなミーティングには、「期待」を聞くのが効果的かも

定期的なミーティングは、なあなあになりがちな気がしています。どういう工夫をしているにせよ。 最近、少し仕切り直しをした方が良さそうだと思うミーティングがありました。支援先のソフトウェア開発チームで、隔週で行っているふりかえりです。 問題があ…

「気になっていること」のふりかえりをしてみた感想

気軽に心配ごとを話せるのはいいですね。 ふりかえりカタログを参照し、このふりかえりをチームで実施してみました。 speakerdeck.com チームの現状としては、プロジェクト自体がかなり順調で、なんの問題もないように見えています。それが表面上だけじゃな…

自己紹介はなんぼあってもいい!「自分のトリセツ」で自己紹介

ほんと、なんぼあってもいい。お互いの理解につながり、それがチーム力につながっていきます。 ぼくが2年くらいチーム作りの支援(アジャイルコーチ)で関わっているチームがあります。 メンバーの入れ替わりはそれなりにあるものの、同じプロダクトに対し、…

Katzenbach & Smithモデルが定義しているゴールは、チームに問うてもその通りだった

チームが、同じ方向を向くことが大事!ということで、この記事でサクセスファクターを紹介しました。 最近、チームにおける共通のゴールをモデル化した、「Katzenbach & Smithモデル」を知りました。このモデルも、チームが同じ方向を向くのに有効かもしれ…

人と組織の関係性を描く「サクセスファクター」

組織のすべての人間におなじ方向を向かせることができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんなときでも、圧倒的な優位に立てる(書籍『あなたのチームは、機能してますか?』より) これは、ぼくのチーム作りにおいて、大きなひ…

XP祭りに参加・登壇!「人」にフォーカスすることが大事

チーム作りには、やっぱり「人」にフォーカスすることが大事なんだということをかみしめる、そんなイベントでした。 2017年から参加しているXP祭り。2022年も参加・登壇してきました(オンラインで)。 思い起こせば、アジャイルソフトウェア開発のイベント…

仕事のゆとりは成長の機会を作り、次のゆとりを生む

いつも、ゆとりのある状態でいたいですね。中長期的な成長をうながすことができるからです。 先日、ぼくが支援しているチームで「何か困っていることや、支援してほしいことはありますか?」と聞いたところ、「直近の課題もなく、順調なのでないです!」とい…

社内研修を作るのに参照した「プロジェクトファシリテーション」

先日、他部の新入社員向けに、ぼくらが「アジャイルプラクティス研修」と呼んでいる研修をしました。 アジャイルソフトウェア開発という、文字通りソフトウェアを開発するための考え方があります。その中には、チームや現場を良くするためのヒントがたくさん…

見えないものは、改善できない。チームの状況は線表で

事実はもちろん、自分の意見も、相手の意見も、必要であれば感情も、まな板の上にのっけよう。話は、それから。 情報の整理と見える化は、あらゆる議論において基本かつ重要事項です。チームの状況を話すときにもです。 例えば、チームの進捗具合を話すとき…

偏愛マップをアイスブレイクに応用した「Top of 偏愛」

偏愛マップが5分でできるとは。正確にはマップではないけれども。 とあるチームのキックオフ。ぼくはオブザーバーとして参加しました。その時、ファシリテーターの方がしていたアイスブレイクが秀逸でした。 偏愛マップという、チームビルディングにとても効…

ポジティブってなんだろう?

チームには、ポジティブな雰囲気があったほうがいいよね。 少なくとも、ぼくが関わっているソフトウェア開発の、アジャイルソフトウェア開発を取り入れているチームでは常識となっている考え方です。 アジャイルソフトウェア開発の文脈で出てくる、スクラム…

チームで絵を描いてふりかえり

絵を使うと、ふだん考えないようなことが考えられる。チームで絵を描くふりかえりをぼくはよく使います。 ふつうに、チーム全員で取り組んでも良いのですが、今日はちょっと進め方を変えて観ました。2つのグループに分かれ、それぞれ好きな絵のテーマを選ん…

気持ちを込められる場を作るのが、チームを作るということなのかも

先日、スクラムフェス三河というイベントで登壇してきました。 www.scrumfestmikawa.org 今回、話したテーマは「スクラムチームにスクラムマスターは本当に必要ですか?」。コミュニティ仲間とスクラムマスターについて考えていることの共有とディスカッショ…